セキュリティ用語
名前 | 詳細 |
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テンペスト技術 | ディスプレイなどの機器から放射される電磁波を傍受して内容を観察する技術。
1960年頃から存在する技術で、100m離れていても傍受可能な機器もあるが 高価であるため、一般の利用者には手が届かない。 |
エシュロン | アメリカのNSA(国家安全保障庁)を中心とする人工衛星とコンピュータを使用した世界的な通信傍受システム。
個人が利用するすべての電話、ファックス、インターネットを盗聴できるといわれている。 01年、欧州議会がエシュロンに関するリポートを発表。 「数々の状況証拠から見て,エシュロンの実在は疑う余地がない」と 警告し、欧州独自の暗号開発の必要性などを指摘した。 |
Bluesnarf(ブルースナーフ) | ブルートゥースの脆弱性(2004年7月公開)を攻撃するプログラム。
ブルートゥース対応の標準的なノートパソコンでブルートゥースの設定を変更し、標的端末からデータを収集する。 |
Bluebug(ブルーバグ) | ブルートゥースの脆弱性(2004年7月公開)を攻撃するプログラム。
特定機種の携帯電話を盗聴器に変え、付近の会話の音声を拾って攻撃者の電話で聞けるようにする。 また、標的の携帯電話にゲートウェイを設定し、通話が自身の携帯を経由するよう変更することで、 当事者たちに気づかれることなく会話を盗聴、記録することができる。 |
BlueSniper(ブルースナイパー) | 遠距離からブルートゥース対応電話を攻撃できることを実証するために作られた装置。
ワイヤレス業界の情報サイト『デイリーワイヤレス』の編集スタッフ、ジョン・へーリング氏らが製作。 ライフル銃に似て、照準スコープと八木アンテナを備え、 それからのケーブルを、バックパックに入れたブルートゥース対応ノートパソコン、あるいは PDA に繋ぐ。 約 1.8km 離れたところの Nokia 6310i を攻撃して、メモリダイヤルの情報とテキストメッセージを取得したという。 |